今日の読了

のり平のパーッといきましょう (小学館文庫)

のり平のパーッといきましょう (小学館文庫)

 
聞き書きによる三木のり平の自伝.何に拠らず,昔の人による,その時代の空気を伝えるものを読むのはたまらなく面白い(^^;).演じている役よりも当人は大真面目なのはそれもそのはず,当人は喜劇役者ではなく,あくまで新劇人の矜持を持ち続けていたのだった.

今日の読了

 

血税空港 本日も遠く高く不便な空の便 (幻冬舎新書)

血税空港 本日も遠く高く不便な空の便 (幻冬舎新書)

 
もはや末期症状の航空行政.さて,ここから影響を受けているんじゃあるまいな国土交通大臣は(^^;).果たして成田,羽田,関空などなど,大鉈をふるってガラガラポンできるかどうか,一応期待しておく.

今月の読了

最近,更新停滞してますゴメンなさいm(_ _)m
 

気骨の判決―東條英機と闘った裁判官 (新潮新書)

気骨の判決―東條英機と闘った裁判官 (新潮新書)

中島敦「山月記伝説」の真実 (文春新書)

中島敦「山月記伝説」の真実 (文春新書)

大佛次郎の「大東亜戦争」 (講談社現代新書)

大佛次郎の「大東亜戦争」 (講談社現代新書)

 
感想等はいずれ,また.

今日の読了

荷風さんの戦後

荷風さんの戦後

 
このところ,「敗戦後」の体制の軟着陸のさせ方,というものを自分なりに考えている.何しろこの国の専門知には負け戦についての検討と,その蓄積が不足気味.僕のいる業界もそのご多聞に漏れない.現在のボスたちは1980年代までの成功体験が却って足枷になって,敗戦後のことなど考えることもできない.その「成功体験」こそが現在の敗戦にストレートに結びついているにもかかわらず,である.
仕方がないので,敗戦後の業界を軟着陸させる考え方についてひとりでモゴモゴしている.例えば,幕末維新期における随一のタフ・ネゴシエーターであり,徳川幕府瓦解後に旧幕臣の手当を新政府のあづかり知らぬところでコツコツ引き受けていた勝海舟の立場などは,なかなか参考になるところ.先日も『それからの海舟』を読み返したが,この生き方を採る向きは,殉教者志望がやたらと多いこの業界には少ないだろうなあ(^^;).
それでは,こちらの主人公である永井荷風の生き方はどうか.恐らく,業界の行く末に絶望した業界人の多くが荷風風狂や大悟に憧れること間違い無しと思われるが,そもそも業界自体が孤立している感なきにしもあらずなところであるのに,その上敗戦後には風狂を目指すというのは,いささか出来の悪いアメリカン・コメディじゃなかろうか,と思わないでもない.
 
それからの海舟 (ちくま文庫)

それからの海舟 (ちくま文庫)

今日の読了

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

読み終わらせるのに,エラク時間がかかってしまう.読み続ける途中でも,読み終わった後も,いろいろと考え込んでしまう内容だった.あとで,表blogにて考えていたことを開陳できれば望外.
図書館は,果たして「仕事」を斯様に自立させることができるんだろうか?

今日の読了

あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

今回は,このひとことで決まり(^^;).
かおりんはホモ?」

昨日までの読了

すゞしろ日記

すゞしろ日記

どうなんですかね.僕はあれこれ笑ったのだけど,ツボじゃないひとっているのかな?
 
典座さんの健康料理 (小学館101新書)

典座さんの健康料理 (小学館101新書)

禅宗の料理では,別の狷介な本も持ってるけど,こちらの方が親しみやすくてよい.押し付けがましさがないのが実にいい.料理の本,特に健康を売り物にしている料理の本の中には,どうしようもなく押し付けがましく,次々と急きたてるような本もあって,それにカチンと来て読まなく/使わなくなる本も多いので.