今日の読了

思想としての近代経済学 (岩波新書)

思想としての近代経済学 (岩波新書)

すべてを理解しえたとは,到底言うことが出来ない(^^;).せいぜいが,巨人のつま先が如何に大きいかを実感した程度のことである.もっとも,自らがこれから経済学を修めようとしているわけではないので,わかるところだけをきちんと理解しておければそれでいい.この本を読んだ射程は,「社会科学」の方法論を理解するために,経済学の思弁に触れておくことにあるのだから.
それにしても,凄い本である.250ページに満たない新書に,これだけの内容が詰め込まれているとは,読み始めたときには想像もつかなかった(sigh).