今日の読了

伝説のプロ野球選手に会いに行く

伝説のプロ野球選手に会いに行く

これくらい,一気に読み終わらせてしまった本も珍しい(^^;).
野球の本を読むのは久し振り.僕も古い話の方が面白い年齢になってきたかと(昔からそうだっただろうって? ほっといてください,あははは).
自分のことはさておきこの本,何だか「往年の名選手」に対する著者の感覚というか,気持ちが実によくわかるなあ,と思ったら,1965年生まれ.あら,僕と同い年か(^^;).巻末の解説インタビューで大瀧詠一(!)が「地味な人ばっかり集めたねえ」と感心しているが,この世代のプロ野球ファンが話に聞いている,本で読んでいる「往年の名選手」のツボを外してないラインナップなんですよね,取り上げられている方々は.取り上げられている中には苅田久徳千葉茂小鶴誠稲尾和久と既に鬼籍に入った方もおり,特に戦前派の苅田,千葉,小鶴について,その野球への情熱衰えぬ最晩年を写し取っているいることでも大変に貴重なインタビュー集となっている.