今日の読了

大平正芳―「戦後保守」とは何か (中公新書)

大平正芳―「戦後保守」とは何か (中公新書)

大平さんが急死したとき,僕は確か中学3年生で,政治家というものは大変なのだなと未熟な頭で考えたものである.あれから30年になんなんとしているところだが,もうすっかり「歴史」の額縁に収まってしまっている政治家大平正芳がいるのに少々驚く.時が経つのは何と早いことか.自分が体験してきた現代政治が,もう歴史として評価されるところまで来ているのだから.