今日の読了

市民の政治学―討議デモクラシーとは何か (岩波新書)

市民の政治学―討議デモクラシーとは何か (岩波新書)

こちらが本物の「篠原一」です.いや,笑い事ではなく,篠原一という名前に接すると,某が「篠原一」を名乗って作家デビューしたとき,私の知人が「このひと(某)はモノを知らないんですかね,それとも本を読んでいないんですかね」と痛烈に皮肉っていたのを思い出す.
それはさておき,この本は現在,もう少し話題になってもよさそうな内容なんじゃないかと,僕などは思うわけで,袋小路に陥った大は国家戦略の大計から,小は公共図書館の運営まで,この新書から学べることは非常に多いような気がします.ポストモダンをもてはやすばかりが能じゃないですね,確かに.